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『黒平(クロヒラ)豆』

黒大豆の一種で、東北地方の在来大豆です。
(在来作物とはいろいろな品種の
元となった品種です。)

鴈が食べたようなくぼみがあるので、
雁食(ガンクイ)豆とも呼ばれます。

収量や見た目はあまり良くないですが、
味や香りが濃く、最近注目されています。







東北地方の田舎ではいたるところで
作られていますが、
市場に乗るまでは流通していません。

黒豆の中でも、この平たい豆は早く煮えるので
使い勝手がとても良いです。

煮豆、豆腐、地方によってはアイスクリーム
などに加工され売られたりしています。



▲牧野さんの黒大豆『黒平豆』
2kg
2,950円(税込み・送料別)
送料はいくつでも全国500円です。

種植から収穫、梱包まですべて
牧野さんが家族で行っています。

【 21年度産完売しました 】

きれいに磨いてあるためでしょうか、
茹でた時に全然アクが出なかったです。

できあがりの色艶もいいし、味もいいし、
普通の黒豆より大粒で、食べ応えもあり、
家族にも大好評でした!!


黒平豆

大豆は、色により種類分けされ、黄大豆や白大豆、青大豆、黒大豆などがあります。
黒大豆は外皮が黒い大豆のことで、「黒豆」とも呼ばれます。
有名な品種では丹波黒豆や北海道の十勝黒光があります。
「黒平豆」も その黒豆の一種です。

「黒平豆」は形状に特徴があります。
通常の黒豆よりちょっと大粒で、光沢があり、平たく、くぼみがあります。
そのくぼみが鴈が食べたようなので、雁食(ガンクイ)豆とも呼ばれます。

小豆など他の豆類に比べて皮が薄く、砂糖などあまり入れなくても甘みがあり、
さんざん煮出した豆でもうまみがきちんと残っています。
普段のたんぱく質補給に、お祝い膳にと 用途はいっぱいです。


食べ方 いろいろ

黒豆といえば、正月のおせち料理には欠かせない一品。
おせちの黒豆は「まめに働く」という意味を持ち、皺をよせることで「皺のよるまで元気にまめに働く」という縁起物です。

かつてはしょうゆだけで煮込んで「座禅豆」と呼ばれ、明治時代以降になり、砂糖を加えて甘く煮るようになったそうです。

現代の主な煮方は2種類。
ふっくらとつやよくやわらかく煮る方法と、皮にしわを寄せ固めに煮る方法。

やわらかく煮るのは もとは関西の料理屋の方法。
そして、皺を寄せてちょっと固めに煮て その歯ごたえを楽しむのが 関東での方法だったといわれます。
しかし、同じ土地でも家庭によって煮方、食べ方は様々。色々な方法で食べてみて下さい。


売っている大豆食品

最近は大豆の栄養価に高い注目が注がれています。
さらには「黒」の食品がもつ栄養も重要視され、その両方を併せ持つ黒大豆は 今や大ブーム。

食べ方は煮豆や豆腐だけではありません。
黒平豆を使ったパンやお味噌があったり、ドリンク、アイスクリーム、大福 などなど。
岩手県では 雑穀カレーに黒平豆も入っているとか。
本当に様々な形に工夫され、食されています。

日本人に愛されてきた大豆。
これからも大事に食べていきたいものです。


輸入大豆

かなりの量の大豆が輸入されています。

気象条件のおかげで外国ほうが農薬の使用量も少ない栽培ができる地方もあります。
また、貧しい国では農家が農薬や化学肥料を使用することができない国もあり、
有機栽培に関しては多湿な日本の気候ではかなり不利というのも事実です。
でも大きな問題があるのです。

穀物は輸入する際、カビなどが発生しないように、かなりの過乾燥状態で運ばれます。

この過乾燥というのは穀物にとって味や香りが損なわれる大きな問題です。
さらに虫などの発生を抑えるためポストハーベスト(収穫後の農薬散布)が行われています。

作物に農薬を散布するのと、食べるものに直接散布するのでは危険度が桁違いです。
知ってました?

♪ 簡単レシピ ♪♪

1.水にひたす
水で洗い、一晩 たっぷりの水につけておきます。

2.煮る
つけ汁ごと鍋に入れて強火にかけます。
沸騰寸前に弱火にし、アクを取り除きます。

3.味付け
砂糖を加えます。
皺を寄せたい場合は、直接砂糖を鍋に入れます。。
ふっくらさせたい場合は、ゆで汁で砂糖を溶かし、数回に分けて加えます。
最後に醤油を加えます。






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